生きる意味
白いコスモス
老子の言葉
第16章 生きる意味
自分の心を(空)っぽにして、自分に起こる物事を静観しましょう。そうすると、、いろんな物事が順番に並ぶように生じていますが、必ず消えていくことがわかります。
コノ世に生命はドンドン生み出されてきますが、必ずすべてが根源へと帰っていきます。根源に帰ることを「静寂(死)」と言い、これは大きな命の元に帰ることなのです。
命の元に帰る途中の過程を人生と言い、人生の本質を知ることを「知恵」と言います。知恵がなければ、人生に迷うことに必ずなります。
人生の知恵を持てば、生活を正しく・楽しく生きることができます。
人生を正しく生きる人は、公人(こうじん:社会のために尽くす人間)と自然となります。
社会に尽くせる人は、人生の本当の意味では王様なのです。
社会に尽くす王様とは、天の太陽と同じです。太陽は、与える一方の奉仕のカタマリです。
人の人生も、太陽と同じなのです。人間も朝日のように生まれ、高く昇り、そして日没のように消えていき、永遠の命の元に帰るのです。
柔訳老子の言葉/谷川太一/経済界
老子は、心を「空」にして、落ち着かせることで、起こる出来事はやがて消えていくこと、人間は生れてきて、いつか死んでいくということがわかってくると言っています。
人生で迷ったら「知恵」を持って、楽しく・正しく生きることで、自分のためから、人のために生きるようになっていくのです。
2500年前に生きた老子は、人のために生きることが王様であり成功者と言っています。
自分のことで精一杯では、まだ半人前だということです。
一生をかけてでも、人のために自分に何ができるかを、見極めて行動するのです。
それぞれの人生の本質を知ることこそ、生きる意味だと現代の人々に老子は訴えているような気がします。
今の自分さえ良ければという風潮は、本当に生きているとは言えない状態なのかもしれません。
大昔から、永遠の課題であり、人のために自分を生かすことが大切だと教えてくれています。
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