ハイヤーセルフ2
あたなが、魂としてうまれてからいくつの身体を持ったか考えてみましょう。
ある一つの身体から離れて、また別の身体へと変化する私とは一体、何者なのでしょうか?
今のあなたと呼んでいるあなた、自分が何者だろうと考えているあなたは、最初は母親のお腹の中の小さな身体から、スタートします。
その小さな身体に私が入り込み、やがてハイハイしたり、歩いたり、走ったりできるようなまったく新しい身体へと生まれ変わります。
2歳の自分にとって、捨ててしまった赤ちゃんの頃の自分の肉体がどういうものだったか思い出すことさえ難しいのに、生まれた時の細胞をもったままでいるのです。
さらには、思春期にはまったく違った肉体へと生まれ変わりながら、いまだ自分には私という概念がよく理解できていません。
ただ、はっきり分かるのは、あなたは肉体としての存在ではないということだけです。
なぜかというと、ある身体を捨て去っても、あなたはあなたでい続けているからです。
この私やあなたという概念は、この瞬間まで肉体に入れ替わり続けています。
自分が20歳だった頃の肉体がどんなふうだったか、何ができたか、こんなにはっきり覚えているのに、その身体はもうどこにもない、今では幻影にすぎないのです。
誰の人生にとっても三次元世界にあるものは、いつか消えてしまいます。
それでは、私たちの肉体はどこからうまれたのでしょう?
古い細胞を捨て去り、新たな細胞へと生まれ変わるようセットした、目には見えない存在とは?
あなたは、ただ変わっていくプロセスを観察することしかできません。
形のない知性によって、あなたの意思に関係なく、あなたが自分だと思っている肉体は勝手に変化してしまうのです。
あなたが思っている肉体とは、次々と形を変えていく肉体ではないはずです。
私たちが生きている物質世界には、変わらないものなどは、存在しないのです。
かつてハイハイしていた頃のあなたの肉体を探しても、それはもう存在していないものですし、数年前の肉体てさえ、現実のものではありません。
なぜなら現実を定義している瞬間に、もう他の肉体へと変化しているからです。
つまり、あなたが現実と思いこんでいるものは、すでに存在していないことになります。
その中でも変わらないものがありますが、それは肉体ではなく、肉体の中にいたものです。
それこそ、ハイヤーセルフであり、つねに変化しない現実そのもの、それがあなたです。
この新たな自分に出会うと、不可能はなくなります。
これまで自分だと思ってきた自己は、現実ではないのです。
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